結論から言う。
私は塾とお稽古にたくさん通って、いくつも私立の小学校を受けて
ぜーーーーんぶ落ちた。
全部。
ぜんぶ。
2桁くらい受けたのにどっこも受からなかった。
1個も合格していない。
さすがに親に申し訳なくなって、成人してから謝った。
ということで公立の小学校に通うこととなった。
小学校受験の反動か、勉強が嫌いすぎて宿題をやらない大馬鹿ものに成長する始末。
そういえば小学校受験の質問で、未だに納得いかないのがある。
これを見た人はどうお考えになるだろう。
試験の際、何十人か集められた部屋で、試験会場までどうやって来たかを聞かれる。
これは割と当時どこの学校でも聞かれていた気がする。
今はどうなのかわからないが。
選択肢はいくつかあって、うろ覚えだが、歩き、電車やバス、車の3つだった。
これのどれかに手を挙げるという簡単なものだ。
こんなのみんなそれぞれだ、と思うだろう。
だがそうじゃない、きちんと正解が用意されているのだ。
私は正直な子だったので、正直に、車で来た人にしっかり挙手した。
だってその日は本当に車で来たから。
でも車で来たと言ってはいけない。
散々、面接練習や、塾で言われていたのに私は全部無視して挙手した。
バカすぎる…
正解はバスや電車、歩きだ。
なぜかというと、自分で通学できる力があるか、通学路を把握しているかを確認するためらしい。
なんかそんな感じだった気がする。
幼稚園生にそんなの試すかよ!
というか、車で送り迎えができる経済的、時間的余裕も私立校は欲しいだろうよ。
今になってもこの質問の必要性やら意味やらは疑問だ。
これはもうかなり昔なので
今もこういった質問をこう答えるという指針が取られているのかわからない。
しかーし、子供にこんな嘘を吐かせるのはどうなのか…
他にも受からなかった理由はいろいろあると思うが未だに疑問だ。
実は、私の両親も受験の際しっかりやらかしている。
受験用の服も新調して、親も面接の練習をするのだが。
某小学校でのこと。
幾つか質問をされて、試験官に
「本校をどう思われますか?」
と聞かれたときのこと。
まぁよくありそうな質問だ。
父:「校舎がきれいでいいと思いますよ。食堂も大きいし。」
母親はこの瞬間横で終わった。と思ったらしい。
きっとこの手の質問には、学校の教育方針や、児童の印象などの答えが求められたはずだ。
父親は物理的な意味で答えてしまったのだ。
なんだよ、食堂がでかいって。
褒めるにしてももっとあっただろうよ。
こんな感じで一家揃ってどこか抜けていたため小学校受験は
悲しくも失敗に終わってしまった。
本番に弱いということにしておこう。
余談だが、ある大学まである一貫校の説明会に行った際の事
そこの学生(中学生か高校生)カップルが保護者の前でもいちゃついてるのを見て
父親はこんな学校には入れさせない、とその場で資料をビリビリに破り捨てたそうだ。
ごめんよ、あんながんばってくれたのに
こんなしょーもない大人になっちまったよ。
小学校受験の話はこれで終わりです。
受験生の皆さん頑張ってください。