やらなくてはならないことを後回しにしている(気がする)。
気がするだけなので実際はやらなくてはならないことなんてないと思うことにする。
こんなに天気がいい土日にマストでやらなきゃいけないことなんてないのだ。
陽の差す窓辺で朝からコーヒーをいれてタバコを吸うなどする。いつもと変わらない朝の光景だ。
そういえば仕事関連の用事で立ち寄ったセブンイレブンに「アーモンドミルクラテ」とかいう新しいコーヒが発売されていた。とりあえずは港区限定らしい。
洒落たことしやがって、さすが港区。
意識が高い人が多いエリアのせいかセブンも健康志向なアーモンドミルクと店頭で飲める引き立てコーヒーをラテにするなんて需要めっちゃありそうじゃないか。
しかしアーモンドミルク的なもののブームなんてとっくの昔にやってきていたのだから、すでにあってもおかしくはないような商品だったけど。
なんていうんだっけ、牛乳じゃない植物性ミルクを総称したいいかた。植物性ミルクでいいんでしたっけ?
忘れた。
私は牛乳をそのまま飲むのがあまり好きではないので、こういった類の牛乳じゃないミルクは結構ありがたい。家でシリアルを食べるときとか、料理するときにも結構重宝している。
牛乳ほどのこっくりした脂肪分を感じる後味はないが、割となんでも合うし主張が強くないのでいつでもサラサラと飲めてしまう。
そんな牛乳をそのまま飲むのが嫌いな私だったが、ついに、理想の牛乳と出会ってしまったのだ。

(もぐナビより引用)
マルエツで出会ってなんとなく買ってみたサロベツ牛乳。
この牛乳がすごい!みたいな賞があったら暫定1位に躍り出ること間違いなしの牛乳なのだ。
料理用に購入して、一口試しに飲んでみたところ、そこには千葉県のマザー牧場の情景が広がった…!(ちなみにサロベツはゴリゴリに北海道)
なんでこれを買ったかというと、ちょっと高いものを買いたいというのと、わからんがおそらく黄みどり色の気分だった。
この牛乳が美味しいと感じるのは私の味覚が変わったのか?それともこの牛乳だからこんなに美味しいのか?
その真相を確かめるべく再びマルエツの奥地へと向かった…
スーパーで買えるちょっといい牛乳といえば私の中ではよつば牛乳なのでとりあえずそれを購入。よつばシリーズは個人的に牛乳じゃなくてバターが最高なのでぜひ買ってみてほしい。高くてもこれかカルピスバターかエシレバターを買うようにしている。
これらの高級バターはそのままかじっても本当にうまい。
値段は忘れたがサロベツ牛乳は、大手の森永おいしい牛乳や明治メグミルクと比べてちょっと高くて、よつばがサロベツより高いという感じだ。
高い牛乳と比べてそれより若干安いサロベツ牛乳が美味しいと感じられたらそれはもうサロベツの優勝だ。
早速帰って試飲。
まずはよつば牛乳。
さすが価格が高いだけあってしっかりと脂肪分が感じられる。が、牛乳独特の獣臭的なものがやや気になるので、後味を考えるとどうしても苦手意識が残る。はちみつ入れたり、バナナシェイクにしたらこの濃厚さはいい味を出す気がする。
うーん、やっぱり牛乳単体は苦手だ。
続いて改めて、サロベツ牛乳。
もうね、口元に近づけた瞬間の香りが優しい。
春の陽だまりに包まれて、チューリップ畑の中で寝転んでるような気分になる優しい甘い香り。
ここはオランダか?
4月の気候も相まって心穏やかな気持ちになれる。
そして口に運んだとき、まとわりつかずサラリとのめる。
なんて軽やかな牛乳。
後味もミルキーで甘味が強い。ここで石鹸ダヴのパッケージが目に浮かぶ。シルクのようだ…
そう、サロベツ牛乳は北海道、千葉、はたまたオランダにP&Gのダヴまで感じることができてしまう最高の牛乳なのだ。もう肌にも塗っちゃいたい。
これは料理には勿体無い、そのまま飲まなくてどうする。
ちょっと衝撃を受けて、買ったその日にパック丸ごと、直に口をつけて全部飲んでしまった。
私が牛乳パックを一人で飲み切るなんて人生初だ。
そしてその日の就寝前にはしっかり下痢した。
なんでこんなに美味しいと感じたのかはわからないがリピ決定。
よつば牛乳もおいしくカフェオレと料理にしていただきました。
話がだいぶ逸れたが、本当はセブンのアーモンドミルクラテについて食レポでもしようと思っていたのだ。
だが、
・あまりにもおいしい牛乳と出会ったことをこの記事に冒頭部分を書いてるうちに思い出してうずうずしてしまった
・セブンのアーモンドミルクラテはもう一回買って確かめないといけない点があった
ため、一旦レポートは見送ることとする。
ちなみに、まだまだアーモンドミルクラテは地域限定にして、試作段階というか様子をかなり伺っているのかなという印象。
港区の民の舌を満足させるラテとなるのだろうか…